今回の東日本大震災で、特にリアス式海岸の三陸地方で過去の地震・津波が解説されていたが、私の子供の時分の記憶でもチリ地震津波の報道があり、その際に、昭和三陸地震津波、明治三陸地震津波の過去があったとの話があり、地震が多く、且つ、地形的な問題で津波被害が多く、大変な地域だとの思ったものだった。今回の震災は、1000年に1度の大震災との事で、約1100年前の平安時代の貞観地震の記録があった事を新聞で初めて知った。その記録と地質調査の結果によると、今回津波で被災した地域がほぼ重複するような規模の大災害だったとの事。
先日、ISOの定期審査があり、審査員が、ISOの長所として、マニュアル重視と共に「記録」重視があり、実体験するほどのインパクトはなくても「記録」が失敗経験の歴史となって役立っている筈と指摘された。
歴史とは、過去の記憶であり、振り返ってばかりいられないが、先人の経験が現在の我々の直面する問題や、将来起こり得る問題に、解決のサジェスチョンを与えてくれるものであると改めて思った。
e機楽ねっと
歴史を知ることの大切さ2011/04/12 14:01
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